20021116
先週はスカイラインが閉鎖になりかけだったので、今日は安全の為 温泉街奥の駐車場に向かう。こちらは途中にトイレが沢山あり、選ぶのに迷うほど。
温泉街は丁度今が紅葉真っ盛り。雲が多くまだ朝日があたっていないので紅葉がしずんで見えるが、日が当ると綺麗だろうなあ。 なんて思っていたら、尾根の上に日が当りだした。朝日に紅葉が輝き綺麗だ。
2週連続の雪で皆枯れてしまったんじゃないかと危惧したが、中腹以下はまだまだ真っ盛り。



7:20 a.m. 出発。 さすがに今日は雪は無い。
山頂付近は雲の中。ひょっとして山頂は今日も雪だったりして・・・ 期待が膨らむ。

7:55 a.m. 地蔵岩の上の尾根に出る。 山頂は相変らずガスの中だが、鎌 雲母の紅葉が綺麗。先週は中途半端に終わってしまったので、今日はしっかり汗をかこう。



時折シャーという音と共に小雨か霰が降ってくる。音の割りに粒が小さく濡れるほどではない。
風花もちらほら舞っている。寒い筈だ。手袋と帽子を出す。

8:30 a.m. 上部テラス着。町の方は日が当っている。すぐ傍で滋賀県から出張してきた雲がちぎれて三重県の方で消えていく。 雲足が速い。当然風も強い。



8:40 a.m. 朝陽台着。 所々雪が残っているが、根雪になるような代物ではない。
ロープウェイも動き始めたようでお客さんがちらほら。 今週のお客さんは雪がなくて少し可哀想。
冬枯れの中、武平へ向かう。冬枯れも風情があって良い物だ。今年は紅葉から一足飛びに雪を楽しんでしまったので、こんな時期がある事を忘れていた。



9:25 a.m. 武平峠通過。
時折 薄日が射すようになってきた。回復は昼過ぎと思っていたが、北西風も強い事だし、意外と早いようだ。

9:50 a.m. 展望岩到着。 雨乞山頂にはガスが残っているが御在所は雲が晴れ日があたっている。ああ暖かそう。



一方長石尾根は冬枯れ色。



10:15 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。 祠に柏手。指定席に陣取る。
つい先程まで男女2人組がここにいたようで、「風が無くて良かった。」と言っている。そうでしょう。だから私の指定席に選んだのです。風は穏やかで時折日があたって、ポッカポカ。先々週とは全く違う日溜りハイク。


雲母峰、その稜線も柔らかな陽に包まれ気持ち良さそうだ。



今日のお昼は まるちゃん丸天うどん。 薩摩揚げが付いていて、出汁は昆布。 魚のすり身のイノシン酸と、昆布のグルタミン酸のシナジーでとても美味しそう。 でもなかったかな。不味くはないけど。
菰野のミニストップ(コンビニ)は、先週から どんべいてんぷらうどん を置いていない。もうあそこに寄るのは止めよう。

11:00 a.m. 出発。今日は馬の背から三岳寺へ降りよう。春以来だな。なんてこのときは思っていた。
岳峠まで降りてくるとすっかり晴れ。



ポカポカの日溜りの中、紅葉が眩しい。
白ハゲ一帯も未だ枯れもせず紅葉を保っている。



11:35 a.m. 雲母峰分岐。 三岳寺まで行くくらいなら久し振りに雲母まで行ってみようか?でもあそこの降り(東海自然歩道)は凄いアップダウンが有ったよな・・・と迷った挙句、足を延ばすことに。
途中の尾根道の快適なこと。日溜りの中、紅葉の光のシャワーを浴びて身も心も赤く染まってしまいそう。



12:25 雲母峰頂上着。 眺望の効かない狭い山頂。 樹間から今日歩いてきた御在所と鎌ヶ岳を望む。



さあ、さっさと降りよう。 稲森谷への下降点まで今来た道を引返す。
この沢筋の下降が結構面白い。歩き慣れた所ばかりじゃ新鮮味がなくて。やっぱりあちこち違う所へ行った方がいいな。
あっという間にダムの砂場に到着。 ここからは東海自然歩道を辿る。 紅葉を愛でながら行く。菰野富士が真正面に見えた。



あれっ。アップダウンが無い。 深い谷の上に立派な木の橋が出来ていた。
こりゃ良いわ。新発見に大喜び。楽ちん楽ちん。 そしてすぐ潜門(くぐりど)の滝。



14:05 温泉街に着く。 さあこれから車までが、もう一仕事。 三滝川沿いに登る。車道はくねくねと遠回りだから。 川原から湯ノ山の紅葉を愛でる。



14:45 a.m. 車に帰着。 いやー、今日は草臥れましたわ。 もう年なんだからもう少し自制しなきゃあいけませんね。 温泉街を登って来るのが一番しんどかったですわ。
あまりの空腹に車の中でおにぎりを食べる。 いつも時間がきたからと義務で食事をしている私にとって、空腹という人間本来の欲求を思い出させてくれた貴重な一日でした。

その後、温泉で疲れを癒してから帰途につく。 残っていたアンパンも帰りの車の中でたべちゃいました。
2002年11月17日00時18分00秒

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