20020616
6月16日 7:00a.m. スカイライン旧料金所跡駐車場出発。
本日の予定は??? 空は曇ってるし回復するかどうか解らないし・・・。 
中道の登り口まで来て上を見上げると本谷のダムから水がチョロチョロ。水も少ないし今日は本谷!
あくせく歩くだけでは芸がないので、今日は箱庭(本谷の景色の事)の写真を撮ろう。という訳で以下写真を掲載。

7:25a.m. 不動滝着。 滝を巻いて沢に戻ったところでコアジサイがいっぱい咲いていた。これも撮ろうとしてズームアップしたところで電池切れ。
しまった!そういえば昨日お兄ちゃんがカメラを使ったんだ。
上村愛子がアルペン一社店に来るというので、デジカメ持って出かけたんだった。
でもって途中でカメラの調子が悪くなり家に帰ってからお父が診ててついうっかりメモリをフォーマットしてしまい映したのがパー!お兄ちゃんは「いいよ。」って言ってくれたけどお父は謝る事しきり。その後充電しとけば良かったのに、またついうっかり。
しかたなしに後はもくもくと歩くのみ。
大岩のところで真正面へ行くとすぐ横にハーケンが打ってあり掴まって下さいとばかりにシュリンゲがつけてある。チョット引張ってみると頭がぐらぐら動く。効き具合を確かめるにもトンカチ持ってない。やっぱり色気を出すのはやめていつも通り右の凹角から攀じる。
大黒滝の上、樋状滑滝の巻道で目の前の立木に掴ろうとして慌てて手を引込める。カビで真っ白。こんなもん触りたかねーや。ふっと若かりし頃の記憶が蘇る。いやなやつに手を差出されても触りたくない。逆に楽しみを妨害されてるような気がして凄く不愉快だった。気の合った相棒なら素直に掴れるということは僕の心が貧しいからか? 尤も相棒なら余程やばく無い限り手など差出さないが。
思い出に耽りながら歩いているといつのまにかどんづまりに着いていた。久しぶりに大黒岩展望台へ。
8:30a.m. 大黒岩着。バッテリーも多少回復してるだろう。隣の岩とロープウェイの俯瞰をパチリ。
この後山頂公園へ抜け、いつもどおり鎌へ行く事にする。
9:15a.m. 武平峠通過。
9:55a.m. 鎌ヶ岳頂上着。人が多い。指定席へ行きランチタイム。冬場と違いお湯が沸くのが速い。時々陽が射すが殆どガスと虻と蝿の中。これだけの人がお弁当を広げていれば蝿も上がって来ますわなあ。
中高年団体さんの自慢話が耳障りだ。知ったかぶりには辟易する。とんでもない出鱈目を言ってる人もいる。かといって話に割って入る気も無いし。
暫くして、高校生の団体さんが岳峠から登って来た。こちらは礼儀正しく凄く謙虚だ。見てても凄く爽やかだ。滅入っていた気持ちが晴々してきたところで出発。(10:20a.m.)

さてどうしたものか。とりあえずサンノダケ、白ハゲ方面へ向かう。途中、70過ぎ(確証は無いが)の紳士とすれ違う。ペースはゆっくりだが、身のこなしから一目で相当なキャリアが推測できる。
それに杖も突いていない。流行なのか最近のハイカーはジジババだけでなく、若い人まで杖を突いている。バランスを崩した時のリカバーには便利だろうが、肝心の脚力でのリカバーが衰えてしまうように思うのだが。(NHKでやっていた深部感覚ってやつが衰えるように思う)
お互い軽く会釈を交わす。自分自身あの歳になってああも矍鑠としていられるだろうか?たとえ山には来なくなっていても自分の事は自分でこなしていたい。若い人の厄介者にはなりたくないと思う。その為にはやはり健康第一。自分自身を律せられないようでは健康維持も覚束ない。好き嫌いの激しい僕だが、あのような方には自然と尊敬の念が沸いてくる。
長石谷への分岐で谷へ下る。今日は日曜、明日は月曜。仕事に備え三ツ口谷へ抜けるのはパスって早めに切り上げる。長石谷を降って、12:00には車に帰着。
温泉に浸かり帰途につく。
2002年06月16日20時48分00秒


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