20020427
7:05 a.m. スカイライン料金所跡の駐車場出発。
のっけからつつじの群落が出迎えてくれる。
今日は、10連休の初日。休みはあるが、予定が無い。そこで週次業務?のハイキング。
Golden Weekは各山岳会とも本番(春合宿)に出かけてしまうので藤内は閑古鳥が鳴いてる筈だ。でもほかの場所はいつもどおりジジババが占領しているのだろう。かく言う私もその1人。
先週は、山頂付近はまだ蕾ばかりだったので今日あたりはバッチリだろう。花と岩場のコントラストを満喫したくて、今日は本谷から登ることにする。
雪の無い川原歩きは快調そのもの。まるで靴の底からボンドが沁み出しているかのようにフリクションが効いている。
ところどころ岩場にイワツツジが慎ましやかに花を付けている。
7:30 a.m. 不動滝到着。左岸の小滝も今日は水量が多い。


快調に高度を稼ぎ、三角岩辺りまで来るとガスが濃くなってきた。これじゃあ壁が見えまへんがな。

仕方がないので大黒岩展望台はPASS。朝陽台に向かう。これは大正解。朝陽台直下の斜面にアカヤシオの大群落。


イブキザサの急なトンネルを抜けると朝陽台に飛出します。(8:45 a.m.) 山頂一帯はアカヤシオの花、花、花。今日が当り日です。
御在所岳は平頂峰で山頂一帯は緩やかな起伏でいくつかのピークがあります。朝陽台もその一つで三角点は数百メートル西のピークにあります。そこからまた少し西に望湖台というピークがありそこからは琵琶湖が望めます。


馬酔木も咲いていますが、だいぶ散ってしまい木の下が真っ白になっています。


本谷が不本意だったので鎌から馬の背尾根に行くことにする。この尾根道は起伏が多く駐車場へ戻るにはだいぶ遠回りになりますが、この季節花でいっぱいのところです。

9:30 a.m. 武平峠通過。

10:15 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。
山頂の祠にかしわで。既に山頂一帯は数パーティの中高年に占拠されています。ホントに人が多いな。よくしゃべるし、それも大声で。皆さん耳が遠いのかな?早々に退散。私の指定席に行きお弁当。メインディッシュはしぐれのコンビニおにぎり。デザートは家から持ってきた青臭バナナ。家のお兄ちゃんが青臭いバナナが大好物で、熟す前に無くなってしまう。逆に熟れたバナナだと全く手を出さない。
紅茶を沸かしていると山頂から溢れた人達がそばに押寄せてきた。通路だろうがお構いなしに店を広げだす。
大急ぎでエサを掻き込み逃げ出す。(10:50 a.m.)
岳峠まで降りてくると山頂部のガスが晴れだした。春化粧の山肌が温もりを感じさせる。

雲母峰への分岐から少し下ったところで石楠花発見。もう咲いているんですねえ。

そしてこの木を見て下さい。

根元の土が雨に流されて根っこが幹になり中空に浮いている様でしょ。まるで崩壊した後のラピュータみたい。 じつはこの木、シロヤシオなんです。アカヤシオが終わりもう少し経つと真っ白の花がいっぱい咲くんです。形はアカヤシオと全く同じで時期と色だけが違うんです。
別名、五葉躑躅 そう内親王愛子ちゃまのおしるしになった花です。縦にパイプ状に丸まった葉が5本出てきて、それがひらき、その真ん中に5弁の真っ白な花が付くのです。遠目には葉っぱの色に染まって薄っすらと緑色を帯びたように見えます。この辺りの山にはアカヤシオと同じくらいシロヤシオも自生しています。花が咲いたらまたレポートします。

馬の背尾根ではシロヤシオの花が落ちているのを発見しました。周りを見回しましたが咲いているのは見つかりません。でもどこかでもう咲いていることは確かです。やはりここは暖かいのです。下草は殆どがイワカガミってところもあります。石楠花も満開です。椿なんてゴロゴロ咲いています。

終了点は三岳寺 12:50着
ここも春色に染まっていました。

ここから駐車場までもうひとふんばり。
13:15 車に帰着。
希望荘にて温泉に浸かり帰路につく。
2002年04月28日 01時40分50秒


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