20020323
7:15a.m. 湯ノ山 奥の駐車場着
今朝は菰野町に入った頃から雨がポツポツと降り出した。湯ノ山バスターミナル手前のトイレで用を足す頃には驟雨となり「今日は雨だな。」と覚悟していたのに駐車場に着いた頃にはもう止んでしまった。
カッパをザックの一番上に、傘を出し易い所にセットして、7:30a.m. いざ出発。
歩き出したら晴れ間が出てきた。
尾根上に出る頃にはさすがに晴れ間は何処かへ消えてしまったが降る気配は無さそう。
本谷の雪はまた一段と小さくなり来週あたりはもう残っていないだろう。



写真を撮っているとやけに手が冷たい。ふと気づくと風花が舞っている。
雨じゃないから良いや。ヤッケは持ってきてないけど濡れそうならカッパを被れば良い。手袋を出す。
キレットを過ぎ、梯子の掛かっている所の横の凹角を越えた辺りからシャワーになってきた。
直径が0.5mmも無い位のあられがシャーッと音を立てて降ってきた。幸い気温が低いせいか余り濡れずに済んでいる。これくらいならカッパも出さずに済みそう。(私、カッパって大嫌いなんです。もともと汗っかきなんでカッパを着ると外からより中から濡れてしまうんです。ですから少々の雨ならカッパなんて着ないんです。)
暫く行くと雪も止み今度は青空が出てきました。こういうときってすごく爽やかに感じるのです。雨が降ったら濡れればいいさ。って歌の文句があったけど本当にそうなんですよね。(3000m級の春山ではこんな事言ってられないですけどね。)
薄っすら雪化粧。日がさすとあっという間に消えていく。このはかなさが名残雪。いるかの名残雪がついつい口をついて出てくる。


8:50a.m. 朝陽台着。今日も頂上には人っ子ひとりいない。ロープウェイは動いているようないないような。頂上付近は風が強い。時々日がさすが寒い。 鎌を目指して武平へ降る。降りそうで降らない。かと思えば雪になったり晴れ間が出たり、こういう意外性が楽しい。
9:30a.m. 武平峠着。
展望岩で余り空腹なのでアンパンを食べる。風の陰で休んでいるので余り寒くはないがビュービュー風の音が聞こえる。雪−が溶けて川−になって流れて行きます。つく−しの子が恥ず−かしげに顔を出します。もうすぐは−るですねえ彼をさそってみませんか。春一番が吹いている。
雨乞もすっかり雪が消えて緑の絨毯を纏っている。

10:20a.m. 鎌ヶ岳頂上着。


水沢岳(スイザワダケ)の雪も殆んど消えかけている


さっき食べたアンパンが胃にもたれてお昼を食べる気にならない。こんなところでじっとしてたら冷え切ってしまう。もう降りよう。寒いから雲母峰(きららみね)への尾根から降りる事にする。この尾根は冬の寒い時でも比較的暖かい所だ。主稜線から離れていて鎌の陰になっているため風が弱い。日があたっていようものなら地表付近の熱気が沸き上がってきてムンムンするくらいだ。
白ハゲの先で雲母への道と別れ馬の背尾根の方へ折れる。暫く降った鞍部で三岳寺への道を分け長石谷に降りると、犬星の滝の前に出る。夏はこの滝の上を溯上し長石尾根を越えて三ツ口谷へ降りるのが私の好きなコースだが今日はこのまま長石谷を降る。
12:10 車に帰着。
温泉に浸かる。その後車の中でどんべえてんぷらうどんを頂いてから帰る。
2002年03月23日 19時31分22秒


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